2026/10/27
建売住宅を購入するとき、意外と見落としやすいのがエアコンの有無です。
入居してから「エアコンが付いていなかった」と気づくと、本体の購入や工事業者の手配が必要になり、夏や冬はすぐに使えず困る可能性があります。建売住宅では、エアコンが標準装備されていないことが多く、購入後に自分で設置するケースがあります。
その場合は、本体を購入するだけでなく、配管用の穴や専用コンセント、室外機の設置場所なども事前に確認しておくことが大切です。
一方で、最初からエアコンが設置されている建売住宅であれば、本体購入や取り付け工事の手間を減らせます。
本記事では、建売住宅のエアコン事情をはじめ、エアコン付き物件を選ぶメリット、取り付けの依頼先や費用、追加工事が発生するケースまで解説します。
この記事を読むメリットは以下の通りです。
- 建売住宅にエアコンが付いているか確認するポイントがわかる
- エアコン付き物件を選ぶメリットがわかる
- エアコンの取り付け先や費用の目安を把握できる
- 穴あけなどの追加工事が必要になるケースを事前に確認できる
読み終わるまでの目安時間:約12分
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▼この記事を読んでわかること
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大丸開発株式会社では、岐阜県を中心に建売住宅を販売しており、エアコン付きの物件も一部用意しています。気になる物件がある方は、エアコンの有無や設備仕様を確認したうえで、実際に現地を見学してみてください。
【結論】建売住宅にはエアコンが付いていないことが多い

建売住宅では、エアコンが標準設備に含まれていないことが多く、購入後に自分で本体を用意して取り付けるケースがあります。
ただし、すべての建売住宅にエアコンが付いていないわけではありません。販売会社や物件によっては、最初からエアコンが設置されていたり、オプションとして追加できたりする場合があります。
そのため、建売住宅を購入する際は、エアコンの有無だけでなく、設置されている台数や部屋、機種なども確認しておくことが大切です。
大丸開発でも、エアコン付きの建売住宅を一部販売しています。エアコンが付いていない物件についても、オプションで追加できる場合があるため、購入前に確認してみましょう。
エアコン付きの建売住宅を選ぶメリット

建売住宅ではエアコンが標準装備されていないことが多い一方、最初から設置されている物件を選べば、入居後の手間や追加工事の負担を減らせます。
具体的なメリットは、以下の3つです。
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▼エアコン付きの建売住宅を選ぶメリット
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ただし、設置されている機種や対応畳数、台数が希望に合っているとは限りません。購入前に設備内容を確認したうえで判断しましょう。
メリット①|入居後すぐにエアコンを使える
エアコン付きの建売住宅であれば、入居後すぐに冷暖房を使えます。
エアコンが付いていない場合は、本体の購入や工事日の調整が必要なため、取り付けまで日数が空くと、その間はエアコンを使えません。
特に真夏や真冬に引越す場合は、入居初日からエアコンを使えることが大きなメリットです。特に、小さな子どもや高齢者がいる家庭では、室温をすぐに調整できるため、引越し直後から快適に過ごしやすくなります。
メリット②|本体購入や工事手配の手間を減らせる
エアコンが設置済みなら、家電量販店やネット通販で本体を探したり、取り付け業者を手配したりする必要がありません。
エアコンを複数台設置する場合は、機種選びや見積もり比較、工事日の調整にも時間がかかります。あらかじめ設置されている物件なら、引越し前後の準備を減らせるようになります。
一方で、機種を自由に選べないため、メーカーや型番、対応畳数、省エネ性能などは購入前に確認しておくことが大切です。
メリット③|穴あけや追加工事の負担を抑えやすい
エアコンが設置済みであれば、入居後に配管用の穴を新しく開けたり、室外機を設置したりする必要がありません。後付けする場合は、専用コンセントの増設や配管の延長、高所作業などが必要になり、追加費用が発生するケースがあります。
また、穴あけ工事では柱や筋交い(すじかい:柱と柱の間に斜めに入れる補強材)、配線などを避けて施工する必要があります。
エアコン付き物件なら、このように追加工事や施工時の負担を抑えやすい点もメリットです。エアコン付き物件なら、入居後に新たな穴あけ工事をする必要がないため、柱や筋交い、配線などを傷つけるリスクが少なくなります。
建売住宅でエアコンを設置する前に確認したいポイント

建売住宅にエアコンを後付けする場合は、本体を購入する前に住宅側の設備状況を確認しておくことが大切です。
確認しておきたいポイントは、以下の3つです。
▼建売住宅でエアコンを設置する前に確認したいポイント
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事前に確認しておけば、取り付け当日に追加工事が必要になったり、予定していた場所に設置できなかったりするトラブルを防ぎやすくなります。
ポイント①|エアコン専用コンセントが付いているか
まずは、エアコンを設置したい部屋に専用コンセントが付いているか確認しましょう。エアコンは消費電力が大きいため、一般的なコンセントではなく、専用回路につながったコンセントを使用するのが基本です。
また、エアコンの機種によって100V・200Vなど必要な電圧が異なります。設置したい機種とコンセントの電圧が合わない場合は、電圧の切り替えなどの電気工事が必要になる場合があります。
そのため、本体を購入する前に、コンセントの有無だけでなく形状や電圧まで確認しておくと安心です。
ポイント②|配管用の穴が開いているか
次に、エアコンの配管を通すための穴が開いているか確認します。エアコンは、室内機と室外機を冷媒配管などでつなぐ必要があるため、壁に配管用の穴が必要です。
建売住宅では、エアコンを設置する場所を購入者が決められるよう、あらかじめ配管穴を開けていないケースもあります。
穴がない場合でも後から工事できるケースがありますが、柱や筋交い、配線などを避けて施工しなければなりません。配管穴がない場合は、取り付け業者だけでなく、必要に応じて販売会社や建築会社にも相談しておきましょう。
ポイント③|室外機を設置するスペースがあるか
室内機だけでなく、室外機をどこに置くかも事前に確認しておきましょう。
室外機は吸排気に加えて点検や修理もできるように、周囲に十分なスペースを確保する必要があります。1階であれば地面に設置できるケースが多いですが、2階以上ではベランダや壁面などに設置するケースも多いです。
室内機と室外機の距離が長くなると配管の延長が必要になり、追加費用が発生する場合があります。エアコンの設置位置を決める際は、室内機だけでなく室外機までセットで考えることが大切です。
建売住宅のエアコン取り付けはどこに依頼する?

エアコンが付いていない建売住宅では、希望する機種を自分で選んで設置できます。
主な依頼先は、以下の3つです。
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▼エアコン取り付けの主な依頼先
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費用だけでなく、工事内容や手配のしやすさ、住宅の構造を確認できるかなども踏まえて選びましょう。
依頼先①|家電量販店
家電量販店では、エアコン本体の購入から取り付け工事までまとめて依頼できます。
複数メーカーの商品を比較しやすく、セールやポイント還元などを利用できる場合がある点もメリットです。本体選びから工事まで一度に済ませたい方に向いています。
一方、設置場所や配管の長さなどによっては、標準工事とは別に追加費用が発生する場合があります。また、実際の取り付けは提携する工事業者が担当する場合もあるため、工事内容や保証について事前に確認しておきましょう。
依頼先②|エアコン工事専門業者
エアコン工事専門業者に依頼するメリットは、穴あけや配管の延長、高所作業など、設置条件が複雑な場合に相談しやすい点です。
ネット通販やホームセンターなどで本体だけ購入し、取り付け工事を専門業者へ依頼する方法もあります。本体を安く購入したい方や、一般的な標準工事では対応しにくい設置場所に取り付けたい方におすすめです。
ただし、本体購入と工事を別々に手配する場合は、それぞれの保証範囲を確認しておくことが大切です。料金や施工内容も業者によって異なるため、複数社の見積もりを比較するとよいでしょう。
依頼先③|販売会社・建築会社
販売会社や建築会社に相談すると、住宅の構造を確認したうえでエアコンの設置方法を検討しやすい点がメリットです。
柱や筋交い、配線などの位置を把握している場合があるため、配管用の穴を新しく開ける際にも相談しやすいでしょう。会社によっては、エアコンをオプションで追加できたり、提携する施工業者を紹介してもらえたりする場合もあります。
一方、取り扱える機種や工事内容が限られるケースもあります。希望する機種が決まっている場合は、対応できるか事前に確認するのがおすすめです。
建売住宅にエアコンを取り付ける費用

建売住宅にエアコンを後付けする場合、主に「エアコン本体代+標準工事費+追加工事費」がかかります。
建売住宅だからといって取り付け費用が高くなるわけではなく、選ぶ機種や設置場所、必要な工事によって金額がさまざまです。
ここでは、本体代と標準工事費の目安を紹介し、穴あけや配管延長などの追加工事については次章で詳しく解説します。
費用①|エアコン本体代
エアコン本体の価格は、対応畳数や省エネ性能、搭載されている機能によって大きく異なります。
2026年時点の目安では、6畳用の普及モデルは4〜6万円程度、14畳用では8〜12万円程度から購入可能です。一方、省エネ性能や空気清浄機能などに優れた上位モデルでは、20〜30万円を超える場合もあります。
そのため、本体価格だけで選ぶのではなく、部屋の広さや住宅の断熱性能、日当たりなども踏まえて、必要な能力を備えた機種を選びましょう。
費用②|標準工事の費用
エアコンの標準取り付け工事は、1台あたり1万6,000〜2万4,000円程度がひとつの目安です。標準工事には、室内機・室外機の設置や一定範囲の配管作業などが含まれることが一般的です。
ただし、含まれる作業内容や配管の長さ、穴あけの扱いなどは依頼先によって異なります。
そのため、「標準工事費込み」と記載されている場合でも、どこまでが料金に含まれているか事前に確認しておきましょう。
建売住宅にエアコンを取り付ける際に追加費用が発生するケース

エアコンの取り付けでは、標準工事の範囲を超えると追加費用が発生するケースがあります。
主なケースは、以下の4つです。
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▼建売住宅にエアコンを取り付ける際に追加費用が発生するケース
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追加工事の内容や料金は依頼先によって異なるため、工事前に見積もりを確認しておきましょう。
配管用の穴を新しく開ける場合
建売住宅に配管用の穴がない場合は、エアコンの取り付け時に壁へ穴を開ける工事が必要です。
穴あけ工事が標準工事に含まれていない場合は、別途費用が発生します。また、木造・コンクリートなど壁の材質や厚さによって、必要な作業や料金が変動しやすいです。
配管穴がない場合は、穴あけ費用まで含めて事前に見積もりを確認しておくと安心です。
配管を延長する場合
室内機と室外機の距離が長い場合は、標準工事に含まれる配管の長さを超えた分だけ追加費用が発生する場合があります。
特に、2階の室内機から1階の地面まで配管を伸ばす場合は、配管距離が長くなりやすいです。その分、標準工事の範囲を超えやすく、追加料金につながるケースがあります。
また、外壁に沿って配管をきれいに見せる化粧カバーを取り付けると、別途費用がかかる場合があります。
そのため、見積もり時には配管の延長料金だけでなく、化粧カバーの費用もあわせて確認しておきましょう。
専用コンセントの増設や電圧変更が必要な場合
エアコンを設置する部屋に専用コンセントがない場合は、コンセントの増設工事が必要になることがあります。
また、設置する機種によっては100Vではなく200Vの電源が必要です。その場合は、電圧の切り替えといった電気工事が発生するケースがあります。
必要な工事は分電盤や既存の配線状況によって異なるため、本体を購入する前に確認しておきましょう。
室外機を特殊な場所に設置する場合
室外機を地面やベランダ以外に設置する場合は、追加費用が発生しやすいです。
例えば、屋根置きや壁面設置、天吊りなどでは、専用金具の取り付けや高所作業が必要になるため、追加費用が発生しやすくなります。設置場所によっては、通常より施工の手間が増える分、工事費も高くなります。
設置場所を決める際は、工事費だけでなく、将来の点検や修理がしやすいかどうかも確認しておきましょう。
建売住宅のエアコン工事で穴を開けるときの注意点

建売住宅に配管用の穴がない場合は、エアコンの取り付け時に穴あけ工事が必要です。
ただし、壁の内部には柱や筋交い、配線などがあるため、どこにでも自由に穴を開けられるわけではありません。
ここでは、主な注意点を見ていきましょう。
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▼建売住宅のエアコン工事で穴を開けるときの注意点
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注意点①|柱や筋交いを避けて穴を開ける
エアコンの配管穴を開ける際は、柱や筋交いなどの構造材を傷つけないようにする必要があります。筋交いを誤って傷つけると、地震や強風などの横揺れに耐える力が低下し、住宅の耐震性に影響する恐れがあります。
そのため、施工前に図面を確認したり、販売会社や建築会社へ穴を開けられる位置を確認したりしておくと安心です。
注意点②|電線や配管の位置を確認する
壁の内部には、電気配線や給排水管などが通っているケースがあります。
位置を確認せずに穴を開けると、配線や配管を傷つけてしまい、漏電や漏水などのトラブルにつながりかねません。特に壁内部の損傷は外から気づきにくいため、施工後に不具合が見つかると、原因の特定や補修に手間がかかる場合があります。
施工時は、図面や専用の機器などを使って壁内部を確認できる業者へ依頼しましょう。
注意点③|穴あけ後は適切に処理する
配管用の穴は、開けた後の処理も重要です。配管と壁の間に隙間が残っていると、雨水や外気、虫などが入り込む原因になります。
そのため、スリーブやパテなどを使用して隙間を適切に処理し、外部から水や空気が入りにくい状態に仕上げてもらいましょう。施工後は、配管まわりに隙間が残っていないか確認しておくと安心です。
建売住宅のエアコンに関するよくある質問

建売住宅のエアコンについて、よくある質問を紹介します。
Q. 建売住宅のエアコンはサービスしてもらえる?
販売会社によっては、値引きの代わりにエアコンの設置を提案してもらえるケースがあります。
ただし、すべての物件で対応してもらえるわけではなく、販売状況やキャンペーン内容によります。エアコンの設置を希望する場合は、契約前に販売会社へ確認しておきましょう。
なお、大丸開発ではエアコン付きの物件を一部販売しているほか、エアコンが付いていない物件でもオプションで追加できる場合があります。
Q. エアコン用の穴がなくても取り付けられる?
エアコン用の配管穴がなくても、穴あけ工事をすれば取り付けられる場合があります。
ただし、壁内部には柱や筋交い、電気配線などがあるため、どこにでも穴を開けられるわけではありません。住宅の構造を確認したうえで、適切な位置に施工する必要があります。
また、穴あけが標準工事に含まれていない場合は、追加費用が発生する場合もあります。
Q. エアコンは入居前と入居後のどちらに取り付けるのがおすすめ?
入居後すぐにエアコンを使いたい場合は、可能であれば入居前に取り付けておくと便利です。特に夏や冬はエアコン工事の依頼が増え、希望する日に工事できない場合もあります。
入居日が決まったら、早めに購入や工事の手配を進めておきましょう。
ただし、引き渡し前の住宅に購入者が自由に工事を入れられるとは限りません。入居前に設置したい場合は、販売会社へ工事が可能か確認してください。
まとめ|建売住宅のエアコンは購入前に設備状況を確認しよう

建売住宅はエアコンが最初から設置されていない物件も多いため、購入前に設備状況を確認しておくことが大切です。特に、エアコンを後付けする場合は、専用コンセントや配管穴、室外機の設置スペースまで確認しておきましょう。
設置条件によっては、穴あけや配管延長、高所作業などの追加工事が必要になり、費用が増える場合もあります。
一方、エアコン付きの建売住宅であれば、本体の購入や取り付け業者の手配、穴あけ工事などの負担を減らすことが可能です。
大丸開発株式会社では、岐阜県を中心に建売住宅を販売しており、エアコン付きの物件も一部用意しています。間取りや価格だけでなく、設備内容も比較しながら、自分たちの暮らしに合った物件を探してみてください。


