2025/01/21
一戸建て新築の物件探しから入居までのスケジュールは?工期が長引く要因や対策を解説
新築一戸建ての購入を考えるとき、気になるのは「いつまでに完成するのか?」ではないでしょうか?
子どもの入学時期に合わせたい、賃貸契約の更新までに引越したいなど、希望の時期は人それぞれです。一般的には建売住宅なら最短4ヶ月、注文住宅なら1年〜1年半と、住宅の種類によって工期は大きく異なります。
本記事では、建売住宅と注文住宅それぞれの具体的なスケジュールや確実に工期を守るためのポイントを解説します。
一戸建ての新築を検討している方は、家づくりの第一歩として、まずは全体の流れを把握しましょう。
▼この記事でわかる内容
●建売住宅と注文住宅の工期の違い
●物件探しから入居までの具体的なスケジュール
●工期が長引きやすい要因
●確実に工期を守るためのポイント
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一戸建て新築のスケジュール表
一戸建ての新築でも、建売住宅と注文住宅では完成までの期間が異なります。ここでは、建売住宅と注文住宅それぞれの具体的なスケジュールを詳しく解説していきます。
一戸建ての新築がどれくらいの期間で完成するのかご確認ください。
建売住宅の場合は4ヶ月〜5ヶ月
建売住宅を契約するまでの期間は、一般的に4ヵ月〜5ヵ月です。
物件探しから最終手続きまでにかかる期間は以下のとおりです。
▼注文住宅のスケジュール ステップ①|土地探し【5ヶ月〜6ヶ月】 ステップ②|ハウスメーカー選び【3ヶ月〜4ヶ月】 ステップ③|着工準備【1ヶ月〜2ヶ月】 ステップ④|建築工事【4ヶ月〜6ヶ月】 ステップ⑤|引き渡し【約1ヶ月】 |
ステップ①|土地探し【5ヶ月〜6ヶ月】
注文住宅の場合は、土地探しに5ヶ月〜6ヶ月程度かかります。SUUMOやアットホームなどのポータルサイトで探すことが一般的です。
エリアと予算が決まっているなら、不動産会社や施工会社に依頼することでスムーズに土地を見つけられる可能性が高まります。
土地選びは失敗が許されないため、不動産会社や施工会社などの専門家に頼ることをおすすめします。
ちなみに2023年度 フラット35利用者調査によると、土地付きの注文住宅の平均価格は4,903万円です。
ただし、地域によって価格差がある点には注意しましょう。
ステップ②|ハウスメーカー選び【3ヶ月〜4ヶ月】
続いて、ハウスメーカーを選ぶのに3ヶ月〜4ヶ月程度かかります。ホームページやSNSで気になるハウスメーカーを見つけたら、資料請求をしてより密な情報を集めましょう。
また、家のイメージを掴むために総合展示会などに足を運び、モデルハウスの雰囲気を味わうこともおすすめです。
ハウスメーカーを選ぶ際には以下のポイントを比較してみてください。
▼ハウスメーカーを選ぶ基準 価格 機能性やデザイン性 建材や設備の品質 自由度の確認 対応力 |
これらのポイントを意識することで、理想的な注文住宅を建てられる可能性が上がります。
依頼するハウスメーカーが決まったら、間取りや設備に関する打ち合わせをします。見積もり時には、工事内容とスケジュール感を確認しておきましょう。
ステップ③|着工準備【1ヶ月〜2ヶ月】
施工が開始されるまでの準備期間は、1ヶ月〜2ヶ月ほどです。
まずは、実施設計図の作成です。設計自体は設計士が作成するため、しっかりと打ち合わせをして、間取りやデザインを確認します。
設計プランが決まったら、建築確認の申請を行います。この手続きは、建物が法律や条例に適合しているかを確認するためのものです。
建築確認申請は、一般的に設計事務所に委託します。建築確認申請をするためには、設計図書や土地の権利証明書、周辺環境の調査結果などが必要です。
ステップ④|建築工事【4ヶ月〜6ヶ月】
建築工事が始まると、家が完成するまでに4ヶ月〜6ヶ月ほどかかります。工事が始まる前に、無事を祈る地鎮祭や近隣への挨拶まわりをすることが一般的です。
まずは土台をつくるために、地面をならしてコンクリートで固めて、建物の枠組みを組み立てます。続いて、上棟や内装工事、仕上げ工事の順番で建築作業を実施していきます。
基礎工事が終わると、実際に建物が形になっていく過程を見れるため、工程ごとに見学に行ってみてください。
ステップ⑤|引き渡し【約1ヶ月】
最後に、建物の完成から引き渡しまでにかかる期間は1ヶ月程度です。
建築工事が終わり、建物が完成したら、水回りや設備品に問題がないか検査されます。検査が終わると、実際に問題がないかの最終確認をして終了です。
鍵を渡されて、新居の使用ができるようになります。
これまでの間に引越し業者の手配やライフライン(電気・ガス・水道など)の契約などを済ませておくことで、スムーズに入居できます。
新築工事の工程表とは?
新築工事の工程表は、新築住宅建設における各作業工程を時系列で示したスケジュール表です。工事請負契約の締結が完了すると、受け取れます。
工事内容やスケジュールを把握できるため、工事の様子を確認したいときや引っ越しの準備を始めるときなどに活用してください。
基礎工事が終わり、躯体工事が始まると建物の構造が徐々に形になっていきます。見学の参考にしましょう。
一戸建て新築の工期が長引く要因
一戸建て新築の工期が長引く要因はさまざまですが、主に以下のような理由が挙げられます。
▼一戸建て新築の工期が長引く要因 要因①|人手が不足しているから 要因②|資材調達が遅れているから 要因③|建築申請に時間がかかっているから 要因④|要件が定まらないから 要因⑤|悪天候だから |
要因①|人手が不足しているから
現場の人手が不足すると、作業量が減少し、工期が長引きます。職人の確保が難しい時期もあり、その影響が工期全体に波及する場合があります。
特に、公共工事が集中する年度末や災害復旧が重なる時期などは、職人が多く派遣されるため、職人を手配するのは容易ではありません。
また、人気の工務店は複数の現場を抱えやすいため、人手不足に陥りやすくなります。
要因②|資材調達が遅れているから
資材調達が遅れることで工期が長引きやすくなります。資材調達が遅れる理由は、以下のとおりです。
▼資材調達が遅れる理由 自然災害による影響 世界的な需給バランスの崩壊 運送や物流の遅延 |
これらの理由により、資材調達が遅れる場合があります。
また、特注品やオーダーメイドの資材の場合には、入荷により時間がかかるため、余裕を持ったスケジュールを立てることが重要です。
要因③|建築申請に時間がかかっているから
建築申請は建物を新築する際に必要な手続きで、これに時間がかかると工期が長引く場合があります。一般的な建物の場合は、申請から結果通知まで1週間程度で完了します。
しかし、申請書類の不備や不足があると、申請に時間がかかる点に注意してください。
また、春から夏にかけて新築やリフォームが多いため、行政側の建築確認や審査の業務が集中し、新築建築申請が遅れることも考えられます。
要因④|要件が定まらないから
新築の家をどんな設計にするのか、具体的なイメージが定まらないと工事が進みません。その結果、スケジュール全体の遅延につながり、工期が伸びてしまいます。
また、具体的な設計がされていないことで、仕様変更が行なわれることや追加の工事が発生する可能性があります。
建築工事をスムーズに進めるために、綿密に打ち合わせをして、できるだけ完成後のイメージがわかるようにしておきましょう。
要因⑤|悪天候だから
雨天や強風などの悪天候の場合、屋外作業が進められないため、工事が中断されてしまい、工期が長引きます。
例えば、屋根や外壁の未完成時に雨が降ると、木材や建材が濡れて施工に支障をきたす恐れがあります。
また、強風や大雪の場合、クレーンを使った作業ができません。
特に台風の場合は、台風が通過するまでの期間工事が止まり、その後の再開にも時間がかかります。
一戸建て新築の建築をスケジュール通り進めるための対策
上項では、一戸建て新築の工期が長引く要因について解説してきました。これらの内容を踏まえて、どのようにすればスケジュール通りに進むのか、気になる方も多いのではないでしょうか?
ここでは、一戸建て新築をスケジュール通り進めるための対策を4つ紹介していきます。
▼資材調達が遅れる理由 対策①|譲れない条件や希望を最初に決める 対策②|予算は正確に伝える 対策③|建築中は現場に見にいく 対策④|書類の準備と提出は早めに行う |
対策①|譲れない条件や希望を最初に決める
一戸建て新築をスケジュール通りに進めるために、まずは譲れない条件を最初に決める必要があります。
なぜなら、条件が明確ではないと、設計や工事の計画段階で変更が生じやすくなり、全体の進行が遅れる可能性が高くなるからです。
特に変更することが面倒な間取りや部屋数は、なるべく早いうちに決めておくことをおすすめします。
工事の途中で家族で揉めないように、あらかじめ話し合ったうえで決定することも重要です。予算内で実現できるかを早めに確認しておきましょう。
対策②|予算は正確に伝える
一戸建て新築をスケジュール通り進めるために、ハウスメーカーや工務店に予算を正確に伝えることは重要です。予算を正確に伝えないと、設計の見直しが必要になる場合や仕様変更が発生するリスクが高まります。
総予算だけでなく、追加工事の可能性も考慮しておくと、たとえ予算がオーバーしても、希望通りの物件になりやすいです。
また、住宅ローンの審査が遅れると、着工合意や資材発注に影響するため、住宅ローンの審査状況も共有しましょう。ハウスメーカーや工務店によって支払いのタイミングが異なるため、あらかじめ確認しておくと安心です。
対策③|建築中は現場に見にいく
建設中に現場を見学しに行き、修正を加えたいポイントがあれば早めに相談することで、スケジュール通りに進みやすくなります。
基礎工事が完了し、建物の形状が見える段階になったら、確認しに行きましょう。
特に、現場で確認すべきポイントを以下にまとめました。
▼建築中に確認すべきポイント 窓の高さや位置 壁紙や床材の色、質感 |
気になる点があればすぐに伝えましょう。
対策④|書類の準備と提出は早めに行う
一戸建て新築をスケジュール通り進めるためには、なるべく早い段階で書類を提出することが大切です。
書類の不備や提出遅れは、工期が遅れる原因になります。
特に、住宅ローンの審査は予想以上に時間がかかる場合があるため、以下の書類はできる限り早く準備しましょう。
▼準備するべき書類 収入証明書類(源泉徴収票や給与明細書) 勤務先情報関連書類(在籍証明書や雇用契約書) 購入物件に関する書類(売買契約書の写しや土地や建物の登記事項証明書) |
できるだけ早く準備しておくことで、万が一不備があっても、余裕を持って対応できます。
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まとめ
一戸建ての新築でも、建売住宅と注文住宅では、入居までの期間が異なります。
それぞれの入居までの期間は、建売住宅の場合は4ヶ月〜5ヶ月程度、注文住宅の場合は1年〜1年半程度かかります。
また、大丸開発で取り扱っている建売住宅は、お客様によりますが、最短1ヶ月で入居することも可能です。
本記事では、新築一戸建てのスケジュールや工期が長引く要因、スケジュール通りに進めるための対策について解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
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