メニューを開く

メガメニュー を開く

メガメニュー を閉じる

スタッフブログ

2024/08/23

新築戸建ての購入にかかる費用と支払いの流れを解説

新築戸建ての購入にかかる費用と支払いの流れを解説 アイチャッチ

今回は、新築戸建ての購入にかかる費用と支払いの流れを詳しく解説しています。
憧れのマイホームといわれる通り、家の購入には多額の費用がかかります。どこにいくらお金がかかるのか、どのタイミングでお金を払うべきなのかを理解しておくと、安心して新築戸建てを購入することができるはずです。

 

新築戸建ての費用相場はいくら?

「マイホームを買うなら新築戸建てがいい」と、憧れを抱いている人は多いのではないでしょうか。たしかに、自分好みのリラックス空間を手に入れるのは、誰もが羨むことといえます。
しかし、数千万円もの高価な買い物になるわけですから、事前に住宅購入の費用に関する知識を深めておかなければいけません。まずは、新築戸建ての費用相場についてみてみましょう。

土地付き注文住宅の場合:約4400万円〜

土地付き注文住宅(40坪)の全国相場は、約4400万円〜といわれています。
家を建てる地域や土地の面積、住宅設備によって金額にひらきがあり、首都圏と地方で1000万円以上も変わるそうです。費用の内訳としては、土地代・建築費・手数料になります。
注文住宅は、顧客の要望を取り入れた間取りや素材を用いるため、どうしても費用が高くなりやすく、予算をオーバーするケースがよく見受けられるそうです。

新築分譲住宅の場合:約3600万円〜

土地付き注文住宅と同様に地域・面積・設備によって金額が変わりますが、新築分譲住宅(40坪)の全国相場は、約3600万円〜といわれています。
新築分譲住宅の場合は、基本的な間取りや設備が決められていたり、建築材料を大量購入できることから、土地付き注文住宅と比べて約1000万円ほども販売価格が安く設定されているそうです。

 

新築戸建ての購入費用の内訳

続いては、新築戸建ての購入費用の内訳について解説します。家を建てるのにどんな費用がかかるのかを理解しましょう。

①土地代

自分で所有する土地がない場合は、家を建てる土地を購入する必要があります。
地域によって土地の相場は大きく異なるため、一概にいくらと断言することはできません。しかし、土地代のなかには、仲介手数料や登記に関する費用といった諸費用が発生します。
土地代=土地の価格ではなく、土地を所有するために多額の費用がかかることを覚えておいてください。

②建築費及び付帯工事費

戸建て住宅の購入費用のほとんどの割合を占めるのは、建築費及び付帯工事費です。
建築費とは、文字通り建物本体を建築する作業に発生する費用になり、いわゆる大工さんが柱や梁を組んで家を建築する作業になります。

しかし、単に購入した土地のまま家を建てているわけではありません。
家を建てて問題ない土地かどうかを判断する地盤調査や、建築できる土地にするための地盤改良が必要になります。また、水道管やガス管などの敷設工事、駐車場や塀などの外構工事も必要であり、これら建物本体に付随する工事にも別途費用が発生します。

③諸費用

諸費用とは、不動産手続き全般を指します。
戸建て購入費総額の約10%ほどを占めており、印紙税や土地の登記費用、住宅ローンに関する手続きや災害保険などで数百万もの金額になります。
また、諸費用の支払いは現金で求められることがほとんどといわれているため、ある程度の現金を用意しておく必要があります。

 

新築戸建て購入費用の支払いフロー

は、上記で解説した土地代・建築費・諸費用を支払うタイミングについて解説します。支払いの流れを把握しておくと、必要な現金がわかったり、支払いに関するトラブルの防止に繋がるはずです。

①契約手付金の支払い

新築戸建ての購入が決定した後は、契約手付金の支払いが必要になります。契約手付金は、建築費用の一部を先に払いすることです。契約手付金の相場は、購入費総額の約5%といわれています。
手付金を支払うことは、不動産会社に対する住宅購入の意思表示とされ、反対に手付金を支払わなけば戸建て購入の契約に進んでもらえません。

②着工金の支払い

契約手付金を支払うと、建築工事に進みます。
しかし、建築工事が始まるときに着工金を支払わなければいけません。着工金は、建築費総額の25〜30%といわれており、着工金を支払うことで建築工事がはじまります。

③上棟(じょうとう)金の支払い

住宅の基礎工事が完成すると、上棟と呼ばれる家の柱や梁を組み始める段階に入ります。
実は、上棟の段階で上棟金を支払わなければいけません。割合としては、建築費総額の約30%ほどといわれています。上棟金を支払わなければ、建築工事が中断される場合もあります。

④建築費用の残金の支払い

建築工事が完了して住宅の引き渡しをする段階で、手付金・着工金・上棟金を差し引いた工事費用の残金支払いがあります。
残金の支払いが確認できるまで、住宅の引き渡しはされません。また、不動産会社によっては現金での支払いを求めるケースがあるようです。

 

新築戸建ての購入費用を抑えるポイント

ここまで読んで、新築戸建ての相場や具体的な内訳がわかってもらえたのではないでしょうか。
しかし、夢のマイホームとはいえ、新築戸建ては数千万円もの高い買い物になります。そこで今度は、新築戸建ての購入費用を抑えるポイントを解説します。

①必要な設備だけを注文する

せっかく家を建てるわけですから、空調や水回りに最新の設備を取り入れたいと思う方は多いのではないでしょうか。設備が充実している家は生活がしやすく、憧れの家といえるのかもしれません。
しかし、住宅購入において、設備の追加は費用がかさむ原因の1つです。生活をはじめてみると、使わない設備はあるといいます。
新築戸建ての購入費用を抑えたい方は、本当に必要な設備なのかを見極めたうえで取捨選択をしてみてください。

②延べ床面積を抑える

新築戸建ての購入費用を安くしたい方は、延べ床面積を抑えてみてください。
誰もが一度は「広い庭がある家に住みたい」「リビングが広い大きな家に住みたい」という夢を思い描いた経験があると思いますが、現実は広い家ほど購入費用が高くなります。
また、広い家ほど固定資産税などの税金が高くなり、入居後も多額の費用が発生することになるのです。

延べ床面積を抑えることは、住宅の購入費用だけではなく、その後の生活における維持費にも大きな影響を与えます。新築戸建ての購入を考えている方は、現在の貯蓄・資産・年収から住宅購入の予算を決めることが大切です。

③シンプルな建物にする

材質や設備、間取りにこだわらずにシンプルな家にすることは、新築戸建ての購入費用を安く抑えることに繋がります。
たとえば、窓が多い家は日光が入りやすく、明るい空間ができるでしょう。しかし、窓1つで数万円も費用が変わってくるのです。
部屋の間取り、階段の形、窓の数など、小さな部分から見直して、シンプルな家にしてみてください。きっと購入費用が大幅に抑えることができるはずです。

 

まとめ

今回は、新築戸建ての購入にかかる費用と支払いの流れを中心に解説してきました。
夢のマイホームとはいえ、住宅購入は一生に一度の大きな買い物です。新築戸建ての購入に失敗しないためにも、住宅購入に関するお金の知識を深めてみてください。きっとお得に満足できるマイホームが持てるはずです。

© 2023 Daimaru Development Co.,Ltd.