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スタッフブログ

2024/08/18

分譲住宅のメリット、デメリットは?購入時に知っておくべきことを解説!

分譲住宅のメリット、デメリットは?購入時に知っておくべきことを解説! アイチャッチ

マイホームの購入の際に「注文住宅?分譲住宅?」という選択で悩む人も多いと思います。「分譲住宅を考えているが満足できるか不安」という方もいるでしょう。ここでは分譲住宅についてのメリット・デメリットを詳しく解説します。

ほとんどの人が一生に1度の買い物となる「マイホーム」。失敗しないためにもそれぞれの特徴をしっかり理解しておきましょう。

 

分譲住宅とは?

「分譲住宅」とは、一戸建て住宅の販売方法のひとつです。
新しい住宅地に同じような一軒家をハウスメーカーがあらかじめ建てて、一つ一つ別に販売される住宅で、デザインや構造が同じになっている場合が多くなります。
同じような言葉で「建売住宅」というものがありますが、こちらもすでに建築されて販売されている住宅を指し、「分譲住宅」と同義語として使われることが多いです。

逆に、まったくの更地に一からつくる住宅を「注文住宅」と言います。大きさやデザイン、間取りの他、原材料の種類などの細かい部分まで購入者が注文することができます。
「注文住宅」はすべてを自分の希望に合わせてデザインできる「フルオーダー住宅」の他、ある程度決まっているフォーマットからこだわりたい部分をオーダーできる「セミオーダー住宅」に分けられます。

 

分譲住宅のメリット

では、注文住宅と比較して分譲住宅についてのメリットをご紹介します。

 

費用が抑えられる

まず一番大きな要素が、注文住宅に比べ割安に購入できる点です。
分譲住宅はハウスメーカーが建築する土地をまとめて購入するため、通常より安く土地を購入することができ、建築に必要な木材などの材料や住宅設備もまとめて仕入れることができるのでコストを抑えることが可能となっています。

また分譲住宅は購入のときの追加オプションが少ないので、注文住宅のように理想を求めて追加費用が発生し、「気が付いたら予算を大幅にオーバーしていた」という失敗を防ぐことができます。

 

実際の仕上がりを見てから購入できる

分譲住宅は、すでに住宅が出来上がっていますので、実物を購入前に確認することができます。
注文住宅で自分の希望に合わせてデザインしたが、「実際に使ってみたら想像と違った」ということはよくあります。分譲住宅なら実物を見て、これからの生活イメージをすり合わせた後に購入することができます。

 

入居スケジュールがスムーズ

分譲住宅は建築済みの状態で購入できるので契約から入居までのスケジュールがスムーズに進みます。
注文住宅ではデザインや材料を一から決めていくので、ハウスメーカーとの打ち合わせや購入についての手続きなどで少なくても6か月〜1年程度の時間が必要になります。

入居希望の日にちが決まっている場合には、スケジュールの計画を立てやすい分譲住宅がおすすめです。

 

住宅地全体の統一感を感じることができる

分譲住宅は、これから開発の進む大型分譲地の場合が多くあります。
この場合、地域全体で街づくりの計画が進みますので、地域全体の統一感を感じることができるでしょう。街の好みの感性が似ている人が集まる可能性も高く、住み始めたあとの近所付き合いも上手くいくことが多いです。

また、宅地開発に合わせ、学校・スーパー・病院などが建設される可能性もあり、今後の発展も期待できます。

 

洗練されたデザイン

分譲住宅は様々な人に向けデザインされているため、ハウスメーカーの実績の中でより多くの人から共感してもらえるようなデザインを採用することが多く、デザイン性、機能性共に洗練されているものが多いです。

マイホームは長い間住むことになりますので、流行や個性より安心感や落ち着きのあるものを選んだ方が生活スタイルの変化へも対応できるでしょう。

 

分譲住宅のデメリット

もちろんメリットばかりではなく、分譲住宅にもデメリットはあります。次は分譲住宅のデメリットも理解しておきましょう。

 

こだわりを取り入れられない

分譲住宅はすでに決まったデザインの家になりますので、自分の希望する間取りには対応できません。
「広い庭が欲しい」、「大きなガレージが欲しい」、「子供部屋は日光の入りが良い間取りがいい」など強いこだわりがある場合は注意が必要です。

どうしても気になる部分があると、住んでいる間ずっとストレスを感じる可能性があり、後悔の原因となってしまいますので、分譲住宅を購入する場合は自分がどのようなことにこだわりがあり、ストレスを感じる可能性があるのかを明確にしておきましょう。

 

あらかじめ決まったメーカーと契約することになる

ハウスメーカーが購入した土地に建ててある物件を購入することになるので、当然アフターサービスも建築したメーカーに依頼することになります。

住んでからのメンテナンスはとても重要なので、信頼できるハウスメーカーと契約するべきですが、分譲住宅ではハウスメーカーを変更することはできません。
購入前には販売しているメーカーとしっかりコミュニケーションをとり、本当に信頼できるメーカーを見定めておきましょう。

 

築年数が経過している場合もある

分譲住宅の建築は販売側のハウスメーカーのスケジュールによって進みます。販売開始に合わせて購入できれば新築として購入できますが、売れ残っている物件となると築年数が経過している場合もあります。

もちろん築年数が経過していることで、劣化も始まっていますので、それだけトラブル発生のリスクは高まります。新築に住みたい場合は、販売がスタートしたばかりの分譲住宅探しからスタートすることになります。

 

基礎工事などの経過をみることができない

分譲住宅はすでに建築済みの物件となりますので、建築工事の経過を確認することはできません。
注文住宅なら建築の進捗状況をみながら完成を迎えられますので「しっかり基礎工事ができているか」、「自分の希望通りに進んでいるか」などを自分の目で確認することができます。

 

分譲住宅の購入はどんな人におすすめできるの?

以上のことを踏まえて、どのような人が分譲住宅を選べば良いか、おすすめできる人はどのような人かをご紹介します。

 

購入費用をできるだけ抑えたい人

すでに購入予算が決まっていて、それ以上の支出ができない人は分譲住宅を選ぶのがおすすめです。
追加の費用はほとんど必要ありませんし、注文住宅より購入金額的にも安価に抑えることができます。

 

忙しくメーカーとの打ち合わせ時間が確保できない人

仕事が忙しい人や、遠方からの引っ越しの為、ハウスメーカーとの打ち合わせ時間が取りづらい人にも分譲住宅がおすすめです。

実際に現地で確認することができない場合、写真や動画で確認できるメーカーもあるので問い合わせをしてみましょう。

 

間取りやデザインよりインテリアにこだわりたい人

間取りやデザインにこだわりがあり、イメージがはっきりしている人は自分の希望を形にできる注文住宅がおすすめですが、間取りやデザインよりインテリア重視の人は分譲住宅を選んでも良いと思います。
分譲住宅はスタンダードで使いやすさを重視した間取りの場合が多く、飽きのこないデザインとなっていますので、自分の好みに合わせてインテリアをコーディネートすることができます。

 

【まとめ】分譲住宅のメリット・デメリットを理解して自分に合ったマイホームを選ぼう!

分譲住宅も注文住宅もそれぞれメリット・デメリットがあります。
自分がどのような住まいを望んでいるのかをしっかり把握し、住宅の特徴を理解したうえで購入することが重要となります。

この記事を参考に、自分は「分譲住宅」、「注文住宅」のどちらが良いのか考えてみましょう。

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